釧路テレビ・ラジオ放送所についての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

釧路テレビ・ラジオ放送所(くしろてれび・らじおほうそうじょ)は、北海道釧路市内にある釧路支庁根室支庁管内のテレビジョン放送及びラジオ放送の基幹送信所である。

目次

概要

  • アナログではそれぞれが個別に送信所を設けており、一部地域では送信所の方向が異なるためVHFアンテナやUHFアンテナが各2本必要な場合もあるが、地上デジタル放送の場合は北海道文化放送(UHB)アナログ送信所の西隣に各局で集約した地上デジタル送信所を設置したことから、アナログ終了後はUHFアンテナ1本で済むようになる(通称・釧路地上デジタル放送(地デジ)送信所と言われている)。
    • 2011年7月24日の地上アナログ放送終了後もNHKはAM・FMラジオの送信所機能が、HBCとSTVはAMラジオ送信所機能が、UHBは民放FMラジオ2局の送信所機能がそれぞれ残るが、HTBアナログ送信所は他社との相乗りの施設がないため地上アナログ放送終了とともに運用を終える見込み。
  • アナログ放送では、技術的・コスト的問題から、他の道内基幹局と同様、NHK釧路放送局以外では音声多重放送を実施していないため、音声はモノラルである。但し、字幕放送やアナログデータ放送は回線使用料を現状維持できるため利用可能である。なお、民放各局の音声多重放送はデジタルのみ実施、アナログでは行われない。
  • 地上デジタル放送については、札幌放送局を親局とする同一の放送系統の範疇における中継局として扱われるため、コールサインは付かない。但し、NHK釧路放送局のみコールサインがある。
    • これは、民放では全国的に都道府県を基本エリアとするためであり、先発地域ではアナログで親局以外にコールサインが付いていた局は、デジタルでは全て中継局となっている。
  • テレビ北海道(TVh)は、2010年3月11日現在開局する予定がない(詳細は、テレビ北海道を参照)。ただ、現時点では、釧路ケーブルテレビ(KCTV)が、札幌と専用回線を結ぶ形式でアナログおよびデジタルの再送信を行っている。

地上デジタルテレビジョン放送送信設備

放送局コールサイン
及び呼出名称
チャンネルリモコン
キーID
空中線
電力
ERP放送対象地域放送区域
世帯数
開局日
NHK釧路総合JOPG-DTV3331kW8.1kW釧路根室約102,000世帯2007年10月1日
NHK釧路教育JOPC-DTV292全国放送
HBC北海道放送なし(中継局)4517.1kW北海道
STV札幌テレビ放送315
HTB北海道テレビ放送3666.9kW
UHB北海道文化放送438
TVhテレビ北海道※617未定予定なし

※TVhには当初47chが割り当てられていたが、周波数使用計画の変更により61chに変更され、47chはNHKデジタル教育テレビ中標津中継局に再配分された。但し、地上デジタル放送(地デジ)は52chまでしか使えないため、地デジ移行後に開局する場合に備え、41chがアナログ終了後のチャンネル再編で改めて割り当てられる。

地上アナログテレビジョン放送送信設備

放送局名コールサインなどチャンネル(ch)空中線電力ERP放送対象地域放送区域内世帯数
NHK釧路総合JOPG-TV9映像1kW
/音声250W
映像11kW
/音声2.7kW
釧路根室圏-
NHK釧路教育JOPC-TV2映像7.2kW
/音声1.8kW
全国放送
HBC北海道放送
釧路局
JOQL-TV11映像12kW
/音声3kW
北海道
STV札幌テレビ放送
釧路局
JOSY-TV7映像11.5kW
/音声2.9kW
HTB北海道テレビ放送釧路基幹中継局39映像10kW
/音声2.5kW
映像100kW
/音声25kW
UHB北海道文化放送41映像110kW
/音声27kW
TVhテレビ北海道43未開局(事実上廃局)

FMラジオ放送

放送局名コールサイン
及び呼出名称
周波数(MHz)空中線電力ERP放送対象地域放送区域内世帯数
NHK釧路FMJOPG-FM88.5音声250W音声1.35kW釧路根室圏-
AIR-G'釧路中継局86.4音声790W北海道
NORTH WAVE80.7
FMくしろJOZZ1AC-FM76.1音声20W-釧路市
  • FMくしろは釧路市幣舞町の釧路市生涯学習センターに設置されている

AMラジオ放送

放送局名コールサイン
及び呼出名称
周波数(kHz)空中線電力放送対象地域放送区域内世帯数
NHK釧路第1JOPG585音声10kW釧路根室圏-
NHK釧路第2JOPC1152全国放送
HBCラジオ釧路局JOQL1404音声5kW北海道
STVラジオ釧路局JOWS882音声3kW

未開局

2010年3月時点で放送対象地域内にありながらも未開局の放送局は以下のとおり。

  • TVhテレビ北海道釧路テレビジョン中継放送局
    • アナログ:43ch 映像出力10kW【43chはUHB釧路デジタル局に配分された】
    • デジタル:リモコンキーIDは7 47ch 予定出力1kW【2011年7月24日まで開局断念。その後も開局の目途は立っていない。また、周波数使用計画の変更により61chが割り当てられ、47chはNHKデジタル教育の中標津中継局に再配分された。ただ、地デジは52chまでしか使えないため、2011年7月24日の地デジ完全移行後に開局する場合に備え、現在UHB釧路アナログ局で使用している41chが改めて割り当てられる。】 [1]

※釧路送信所は2000年の開局を予定していたが、

  1. 当時の郵政省(現・総務省)が地上デジタル放送への切り替えを決めたこと。
  2. 当時の北海道が未曾有の不景気で売り上げが低迷、設置費用の工面どころではなかったこと。
  3. 既存アナログ送信所・中継局の維持と新規デジタル送信所・中継局の設置をあわせると60億円近くかかること。

以上を理由に、開局には至らなかった(ただし、TVhで放送されている一部の番組はBSジャパンで視聴可能)。詳細は北海道新聞朝刊・2008年3月7日の記事「電波格差地方に影」を参照。

送信所所在地

デジタルテレビジョン放送

鉄塔・局舎はNHK・民放各局の共同使用である。

  • 釧路市春採8丁目(UHB釧路アナログ送信所西側)

アナログテレビ放送

放送エリア

備考

  • デジタルテレビジョン放送の試験電波は2007年8月16日より発射(これにより、道内基幹送信所すべてで試験電波が発射される)。
    • リモコンキーIDについては、全道で札幌の設定である。
  • 民放のアナログテレビジョン放送は全社で音声多重放送非実施。このため、音声はモノラルである。なお、字幕放送、アナログデータ放送は利用できる(回線使用料を現状維持できるため)。デジタルテレビではアナログと異なり、付随するサービスがすべて利用できる。

脚注

  1. ^阿寒郡阿寒町地区は阿寒中継局と布伏内中継局阿寒湖畔中継局のエリア)

関連項目