唐津競艇場

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詳しい解説

唐津競艇場
施設
所在地佐賀県唐津市原1116番地
開場1953年8月7日
所有者唐津市
施行者唐津市
コース
水面人工
水質淡水
モーター減音 (ヤマト304型・電波障害対策型)
場外発売場
 Template‐ノート:基礎情報 競艇場 
一般観覧席および構内
一般観覧席および構内

唐津競艇場(からつきょうていじょう)は、佐賀県唐津市にある競艇場である。

目次

概要

1953年昭和28年)8月7日に初開催が行われ、初年度から既に唐津市の一般会計に繰り出せるほどの売上げを誇った。イメージキャラクターは2008年4月から羽田惠理香である。前任者は松田純

唐津市内のみならず福岡市方面や佐賀市方面からも多くのファンが訪れるため、それに対応できるよう広い駐車場と直行バスが確保・運行されており、また建物自体の規模も周辺では突出して大きく、数キロ離れた鏡山麓からもその姿を確認することができる。

実況は石川香奈恵と山口紗和が担当している。2008年3月まで田中美洋が担当していた。2001年までのSG競走はメディアターナーの内田和男アナウンサーが担当していた。

1982年4月23日から東松浦競艇組合も施行者として開催していたが、合併協議会の合意に基づき撤退し、2005年3月31日をもって組合を解散した。

歴史

開設当初は現在地と異なり同市中心部の栄町埋立地付近にあり、水面は松浦川河口を利用していた。水面の干満差が2mもあったため、大潮の干潮時に選手が転覆して立ち上がると、水面が選手の膝の上までしかないという有様だった。これを改善するため浚渫工事は何度も行われたが、すぐに土砂が堆積してしまった。また唐津駅の市街地に近かったため、違法な路上駐車が蔓延してしまい苦情が絶えなかった。

1969年(昭和44年)2月に行われたレースにおいて、大本命である瀬戸康孝が浮遊物を巻き込んでしまったためにスタートが遅れてしまったが、そのスタートは正常と判断され瀬戸は6着でレースを終えた。このスタート判定に激怒した客により大規模な騒擾事件が発生した。上記の問題点とこの騒擾事件が契機となり、1975年(昭和50年)1月に現在地へと移転された。[1]

1985年(昭和60年)4月9日新しく創設された第1回モーターボート大賞競走が開催された。

2001年に開催された第11回グランドチャンピオン決定戦では、女子レーサーの寺田千恵選手が史上初女子レーサーによるSG優勝戦進出を果たした。

コース概要

競走水面の周辺は木や草で囲んでいる。

水質は淡水であり、静水面で、ピットから2マークまでの距離が178mと長く、コース取りに大きく影響される。

年間通じて、6~7割が追い風であり、ほとんどインが決まりやすい。向かい風になると、インが弱く、センターからのまくりや差しが多い。

モーターは標準型を使用していたが、平成22年7月16日の開催から減音型(304型)に変わった。なお、唐津競艇場のみ電波障害対策型エンジンを採用している。

その他

  • トータリゼータシステムは富士通フロンテックである。(24場ある競艇場では唐津と江戸川だけが採用してる。)
  • 予想専門紙は「かもめ」と「大唐津」の2種類があり、予想紙の他に予想メモも購入でき、1階中央エントランスのエスカレータ付近で販売している。[2]
  • 近隣は、河畔公園として整備されており、天気のよい週末には家族連れが散歩する姿も見られる。
  • 唐津競艇場内施設1階案内所にコンシェルジュが滞在している。分からないことがあった場合はコンシェルジュが対応してくれる。
  • 1階中央エントランス南側に交通サービス払戻所があり、列車片道分が現金、または有料道路片道分が有料道路回数券としてキャッシュバックする。引換え時間は13時~15時20分までとなっている。[3]
  • 平成22年2月19日から新しい企画として、第1レース朝イチ特賞(主力A1レーサーは1号艇)第5レースは進入固定競走を実施している。[4]
  • マスコットキャラクターはイルカの「か・らっキー」。

主要開催競走

  • 周年記念(GI)として、全日本王者決定戦が行われている。
  • 企業杯(GIII)として、酒の聚楽太閤杯が行なわれている。
  • 今年(2010年)の新鋭リーグ戦の名称は、(GIII)新鋭リーグ第8戦競走。(昨年は九州スポーツ杯の冠名が付いた。)
  • 今年(2010年)は女子リーグ戦を開催。女子リーグ戦の名称は、(GIII)女子リーグ第4戦競走。  
  • 正月には佐賀県選手権、ゴールデンウィークにはゴールデンウィーク特選、お盆には唐津市長杯お盆特選が行なわれている。

以前は佐賀・福岡支部対抗戦競走が行われたことがあったが、現在は行われていない。

SG開催実績

年度競走名優勝者登番出身
1978第24回モーターボート記念競走村上一行2073岡山
1980第27回全日本選手権競走吉田重義2288大阪
1997第44回全日本選手権競走山崎智也3622群馬
1999第09回グランドチャンピオン決定戦競走大嶋一也3010愛知
2001第11回グランドチャンピオン決定戦競走植木通彦3285福岡
2003第49回モーターボート記念競走田中信一郎3556大阪

SG開催予定

佐賀支部

他の支部に比べてA1レーサーは9名(2010年6月現在)と少ないが、現役SGレーサーとして上瀧和則深川真二森永淳峰竜太などのG1ウィナーが誕生している。現在、現役選手のSGウィナーは上瀧和則だけだが、引退した選手でのSGウィナーは瀬戸康孝(第17、19回モーターボート記念競走制覇)だけである。現在、主力のある佐賀支部から新たなSGウィナーが出て来る可能性がある。

主なSG(G1)優勝タイトル

  • 渡邊伸太郎-G1開設43周年記念全日本王座決定戦競走(芦屋)
  • 上瀧和則-SG第43回全日本選手権競走(福岡)、SG第8回グランドチャンピオン決定戦競走(宮島)、SG第31回笹川賞競走(尼崎)、SG第8回競艇王チャレンジカップ競走(芦屋)、G1第8回新鋭王座決定戦競走(常滑)
  • 深川真二-G1唐津モーターボート大賞(2009年)、G1開設56周年全日本王者決定戦(唐津)
  • 森永淳-G1下関モーターボート大賞(2008年)
  • 峰竜太-G1第55回九州地区選手権競走(芦屋)

その他の選手

  • 草場康幸
  • 中尾誠
  • 三井所尊春-2006年唐津競艇場で行われた、第20回新鋭王座決定戦競走では準優出を果たしている。
  • 古賀繁輝-唐津競艇場での「GⅢ2009新鋭リーグ第11戦九州スポーツ杯」で完全優勝。

引退した選手

  • 瀬戸康孝-SGモーターボート記念競走(第17回桐生大会と第19回下関大会の2勝。)優勝、G1芦屋開設22周年記念(1974年)優勝など
  • 脇山久夫-G1尼崎開設36周年記念(1988年)優勝、SG第26回モーターボート記念競走 優出5着(常滑)、SG第9回鳳凰賞競走 優出3着(常滑)など

場外発売場

脚注

  1. ^ 参考文献:大空剛「失われた競艇場」『競艇マクール』2000年8月号、130-131頁。
  2. ^ 地元独自の予想専門誌である。(これは福岡競艇場と同じである。)なお、関東や近畿で発売している「競艇ニュース」や「艇友ニュース」は販売はしていない。
  3. ^ 必ず証明になる物(列車は当日の往復切符の復路切符、有料道路は当日の領収書)が必要であるのと本場開催日のみ実施。場外単売日は実施しない。
  4. ^ SG、GIやGII競走は実施しない。

アクセス

  • 西九州自動車道唐津インターチェンジより車で1分
  • JR筑肥線東唐津駅より車で3分
  • JR唐津線鬼塚駅より車で3分
  • 唐津大手口バスセンターから「鏡・久里線」に乗車、「競艇場前」で降車。
  • JR東唐津駅から唐津競艇場まで無料タクシーまたは無料バスを運行している。運行時間は9時30分~13時43分まで。
  • 福岡佐賀、多久、平戸、松浦、伊万里から無料直行バスを運行。(往復無料)ただし、福岡行きは福岡競艇場が開催しない日限り運行し、復路は500円掛かる。

外部リンク

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