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協同組合日本シナリオ作家協会(-にほん-さっかきょうかい、英文表記Japan Writers Guild)は、日本の脚本家の組織する協同組合である。略称シナリオ作協

目次

略歴

  • 1936年(昭和11年)11月11日、関東地区で任意団体「シャッポーの会」を設立する。
  • 1937年(昭和12年)1月15日、関西地区で任意団体「関西シナリオ作家クラブ」設立する。同年8月5日、両団体が合流し、全国組織の任意団体「日本映画作家協会」を設立する。
  • 1949年(昭和24年)月刊「シナリオ」誌を同年10月号より同協会の機関誌とする。
  • 1950年(昭和25年)12月14日文部省の認可を得て社団法人となり、「社団法人シナリオ作家協会」を設立する。
  • 1965年(昭和40年)6月26日通商産業省の認可を得て協同組合となり、「協同組合日本シナリオ作家協会」を設立する。社団法人は教育・出版を行なう団体として存続。

概要

組合員の作品の使用に関する斡旋、原稿用紙など消耗品の共同購買、経済的地位改善のための団体協約の締結、事業に関する経営および技術の改善向上、または組合事業に関する知識の普及を図るための教育・情報の提供、文芸美術国民健康保険団体生命保険等の福利厚生に関する事業を行い、シナリオ作家から公衆送信権・上映権・複製権・頒布権等について信託を受け映画・放送著作物の著作権に関する管理事業、利用者に許諾を与えるとともに、使用料の徴収・分配業務を行っている。

映像作品のシナリオライターの団体である点で日本脚本家連盟と類似し、実際双方に加入する会員も多いが、入会資格として「映画化された劇場用映画シナリオ1本以上、又は放映されたテレビドラマのシナリオ合計2時間以上」の執筆経験を要求し、構成作家専業者の入会を認めていないことが、シナリオ作協の一つの特色となっている。

2009年、映画『アマルフィ 女神の報酬』の脚本クレジットを無記名で公開した事に対し、製作したフジテレビに「脚本家軽視の疑いがあり、これは前代未聞の異常事態」として抗議を申し入れた[1][2]。一応フジテレビ映画事業局長の亀山千広名義で回答はあったが、不審な点があり、製作者を招いた対談の形で、事の経緯を問いただされた[3]。このやりとりの模様は作協ニュースにまとめられ、月刊シナリオ11月号に掲載された。

データ

ビブリオグラフィ

すべて発行元は社団法人シナリオ作家協会である。

  • 『八木保太郎 - 人とシナリオ』、八木保太郎、1989年
  • 『井手雅人 - 人とシナリオ』、井手雅人、1991年
  • 『八住利雄 - 人とシナリオ』、八住利雄、1992年 ISBN 4915048039
  • 『野田高梧 - 人とシナリオ』、野田高梧、1993年 ISBN 4915048047
  • 『橋本忍 - 人とシナリオ』、橋本忍、1994年 ISBN 4915048055
  • 『水木洋子 - 人とシナリオ』、水木洋子、1995年 ISBN 4915048063
  • 『新藤兼人 - 人としなりお』、新藤兼人、1996年 ISBN 4915048071
  • 『鈴木尚之 - 人とシナリオ』、鈴木尚之、1998年 ISBN 491504808X
  • 『菊島隆三 - 人とシナリオ』、菊島隆三、1999年 ISBN 4915048098
  • 『田村孟 - 人とシナリオ』、田村孟、2001年 ISBN 491504811X
  • 『山内久 - 人とシナリオ』、山内久、2003年 ISBN 4915048101
  • 『笠原和夫 - 人とシナリオ』、笠原和夫、2003年 ISBN 4915048128

関連事項

脚注

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  1. ^ 朝日新聞『「脚本家名ない」作家協会が抗議 映画「アマルフィ」』2009年7月21日
  2. ^ 映画『アマルフィ女神の報酬』の「脚本」クレジット不表示公開に関する声明社団法人・日本放送作家協会
  3. ^ 詳しくは『アマルフィ 女神の報酬』の項の「脚本」クレジット不表示公開を参照

外部リンク