コンピュータRPGについての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

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コンピュータRPG(コンピュータ あーるぴーじー)はコンピューターゲームのジャンル。

目次

概要

コンピュータを用いたロールプレイングゲーム(RPG)群を指す。より広く、ロールプレイングゲーム風のゲームシステムや世界観を備えたコンピュータゲームを指すこともある。

日本のテレビゲーム市場ではとりわけ人気の高いジャンルで、『ポケットモンスターシリーズ』・『ドラゴンクエストシリーズ』・『ファイナルファンタジーシリーズ』はコンピュータRPGのみならず、テレビゲーム市場を代表するタイトルである。

コンピュータRPGの中にもさらに細かい分類があり、ゲームの特徴によってはアクションロールプレイングゲームシミュレーションロールプレイングゲーム、オンライン・ロールプレイングゲーム(MORPG/MMORPG)などに分かれる。そして、これらに分類されないタイトルを特にコンピュータRPGと呼ぶことが多い。

このジャンルの初期作品は世界最初の(テーブルトーク)RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』およびその参考となったJ・R・R・トールキンのファンタジー小説『指輪物語』からの影響が強い。そのため、“武力と魔法に支配された中世ヨーロッパファンタジー世界”を題材としていたものが多く、いまだにジャンル全体をヒロイック・ファンタジーのゲームと捉えているメディアもある。また、今でもそういったタイプの作品に人気が集まりやすい。

なお、日本で単に「ロールプレイングゲーム」「RPG」と表記する場合、大抵はこのコンピュータRPGを指しているが、英語圏でのRPGはテーブルトークRPG(TRPG)を指す言葉であることから、区別のためにしばしばCRPGという略語を用いる。

コンピュータRPGの特徴

ゲームプレイの肝となる行為結果(戦闘など)を、能力値計算を主とした処理で判定するため、アクションゲームシューティングゲームに比べてプレイヤーの反射神経や操作技能に依存しないゲームバランスになっているのが特徴。

多く見られるのは、プレイヤーが主人公とその仲間を操作し、障害として立ちふさがるモンスターとの戦闘を繰り返しながら「経験値」を蓄積してパワーアップし、徐々に行動範囲を広げていき最終的に目標を達成するというものである。特に日本市場ではユーザーの意思をゲームに反映させる手段にコマンド選択式インターフェイスを採用しているものが多い。

黎明期のゲームはライフ(LIFE)またはヒットポイント(HP)やマジックポイント(MP)、ゴールド(G)といった有限のリソース(資源)をいかに管理運用し、より効率的に探索できるか知恵をめぐらすのがゲームプレイの肝であったが、90年代以降、ドラマ・演劇的な物語が繰り広げられるようになったことで、物語表現媒体としての側面が強調されているものも増えた。

ゲームメディアなどで「RPG的要素を持つ」と言われる場合は、大抵下記の要素がゲームプレイに含まれている。

  • 成長要素。努力の成果としてキャラクターの能力値が成長する楽しみがある。
  • リソース管理要素。アイテム選びや消費、能力の成長の仕方といったリソースを効率よく管理し、ゲームを有利に運ぶ楽しみがある。
  • 物語演出要素。コンピュータならではのダイナミックな演出、RPGならではの感情移入しやすい物語を楽しめる。
  • 冒険探索要素。広い世界を探索し、旅をする楽しみがある。

また、日本では複数のプレイヤーキャラクター(パーティ)によって行われる戦闘をRPG要素として捉える場合もある。

レトロRPG

近年ではファミコン世代もしくは、それ以前のコンピュータRPGを再評価しようとする傾向が見られる。中には、出荷本数が少なかったためにプレミアの付いているソフトも存在しており、中古品がオークションやオンラインショップで高額で取引されることもある。また、有名な作品であればゲームメーカー各社が行っている旧作のダウンロード配信サービス(Wiiバーチャルコンソールプレイステーション3プレイステーションストアなど)や、携帯ゲーム機などへの移植が行われている。

ローグライクゲームと呼ばれるダンジョン自動生成型の「終わり無きRPG」に対する根強い人気も見られる。この種のゲームはグラフィックによる表示が難しかった時代の産物であるため、伝統にしたがって文字だけを使った画面表示、またはそれに類するシンプルな画面表示しか用いないのが通例である。なお、ローグライクゲームはフリーウェアとして提供されているものも多い。

その他

欧米においては、独自の進化を遂げた日本製CRPGを「クラシックスタイルRPG(classic style RPG)」や「JRPG(Japanese RPG)」と表現するようになっている[1]。PC市場をメインとし続けた欧米では、リアルタイム制や、オープンワールドを組み込んだRPGのスタイルが確立されている。そのため、ターン制ストラテジーにとどまるなどスタイルの古い日本製のものは区別されていると日本のメディアは考えている[2]。そもそも日本製CRPGは、他国の市場において目覚しい販売実績を満たした作品が少なく[3]、日本以外ではマニア向けのジャンルだと言える[4]。そのため、前述の「JRPG」には、日本における「洋ゲー」のような若干蔑視の意味も込められているようである[5]

脚注

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関連項目


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