ワンダーモモについての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

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ワンダーモモ
ジャンルアクションゲーム
対応機種アーケード[AC]
PCエンジン[PCE]
開発元ナムコ
発売元ナムコ
人数1人(2人交互プレイ可能)
メディア[AC]
[PCE]HuCARD
発売日[AC]1987年2月
[PCE]1989年4月21日
[Wii]2009年6月16日ダウンロード販売
エンジンマザーボードシステム86
 Template‐ノート:コンピュータゲーム 

ワンダーモモ』 (Wonder Momo) は1987年2月に、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から業務用に発表されたアクションゲーム

目次

概要

「舞台劇『ワンダーモモ』上演中」という設定で進む横スクロールアクションゲーム。ロリコット星からやって来た正義の変身ヒーロー・モモを操作し、地球の平和を乱す悪の怪人軍団ワルデモンを倒していく。サンプリング音声によるキャラクターボイス、舞台劇を模したステージデザインや演出、ヒロインのお色気、待ち構えるカメラ小僧など、特撮ヒーローショーとアイドルショーを融合したような、独特な世界観とノリが話題を呼び、ギャルゲーの先駆けと評された。

操作系統は8方向レバー(斜め入力なし)+2ボタン(ジャンプ&アタック)。左右・正面の3方向にキャラの向きを変える仕様になっており、左右への方向転換の際には正面を介在してふり向くため操作の感触には独特な癖があり、難易度は高い。舞台劇をモチーフにしたステージ構成であるため行動の領域は狭く、舞台の端から端を行き来しながら戦うようになっている。敵を倒すとワンダーメーターが増加し、一定以上の時に特定のアクションを取ると戦闘能力が倍増した「ワンダーモモ」に変身可能。1話4ステージの構成で全4話16ステージ。各ステージの固定ボスキャラクターを倒すとステージクリアとなる。

稼動から2年後の1989年に内容を一部変更したPCエンジン版(2007年にwiiのバーチャルコンソールにて配信)が発売された他、1997年にはPS版「ナムコミュージアム」シリーズ内でAC版が移植、更に2009年にAC版の完全移植版がバーチャルコンソールで配信されている。

ストーリー

小劇場ナムコシアターで上演中の演目は、大人気のヒーローショー「ワンダーモモ」。地球の平和を守るため、ロリコット星からやってきた正義の味方、愛の戦士「ワンダーモモ」が、平和を乱す怪人軍団ワルデモンを相手に大暴れ!

登場キャラクター

プレイヤーキャラクター

モモ
ナムコシアターで大人気の舞台劇「ワンダーモモ」の主人公。
ごく普通の女の子だが、その正体は地球の平和を守るためロリコット星からやってきた愛の戦士「ワンダーモモ」。平和を乱す怪人軍団ワルデモンを倒すべく、キックを駆使して戦う。ちなみにモモ役を演じているのは人気アイドル「神田桃」。超ミニスカート姿と大胆な衣装で、お邪魔キャラ「カメラ小僧」に写真を取られると恥ずかしがって硬直し、隙ができてしまう。PCエンジン版の幕間の1枚絵でスリーサイズが確認可能(82・57・84らしい)
ワンダーモモ
ワンダーパワーで変身したモモの戦闘時の姿。一定条件下で特定のアクションを取ることでかけ声と共に変身し、一定時間キャラクターの性能が強化される。変身中は攻撃力・防御力・ジャンプ力が2倍に増加し、飛び道具「ワンダーリング」、必殺技「ワンダーショット」、「ワンダータイフーン」が使えるようになる。また、一部の敵弾に限り破壊が可能でダメージを受けても硬直しなくなる他、カメラ小僧のフラッシュ攻撃にも耐えられるようになる(ダメージは受ける)。

怪人軍団ワルデモン

地球の平和を乱す悪の怪人軍団。モモの宿敵。

モドキ
舞台下から登場する怪人。灰色の全身タイツを着込んでいる。特撮ヒーローものでいうところのザコ怪人。奈落から最大で3体同時に出現して舞台端に歩いていく。時々立ち止まって観客席側に振り返る。
クラブフェンサー
両手に巨大なハサミを備えた怪人。「カニカニ」の声と共にハサミを突き出して攻撃する。
サイクロン
上空に現れて攻撃を仕掛けてくる小型UFO。
ジャグロック
ワルデモン軍団のロボット。岩石を投げて攻撃する。
クリスタルタワー
奈落から競り上がって生えてくる障害物。生えた後は弾をまき散らす。破壊可能。
クロコダルマ
忍者の格好をした怪人。手裏剣を投げて攻撃する。
シャモアン
格闘技を駆使する肉体派の怪人。必殺技は「旋風脚」。旋風脚の最中はワンダーリングによる攻撃は効かない。
ティラノ
巨大な恐竜の姿の怪人。往復で移動しながらブレスアタックを使い、時々立ち止まって尻尾で攻撃を繰り出す。
アクロボール
球体状のボディを持つロボット。飛び跳ねて接近し、トゲのついたボディで体当たりをくらわす。
キャノンポッター
ミサイルを装備した怪人。動きは鈍いが、舞台を横切るミサイルと、舞台端に到達した後Uターンして戻ってくるミサイルを使い分け、上下段に打ち分けながら連発してくる。
吸血フラワー
奈落から競り上がって登場する吸血植物。左右に動き回った後、しばらく動きを止めて触手を伸ばしてから奈落の下へ戻っていく。動きを止めている最中はキック攻撃が通じない。
マザークイーン
吸血フラワーの母体。舞台下から登場。
ガードロボット
ワルデモンのアジトを警護するロボット。侵入者にレーザーを撃って攻撃する。
アマゾーナ
軍団の紅一点の女怪人。長剣を携え鎧に身を包んだ女戦士で、モモの宿命のライバル。女学生に化けて待ち構える。
ターボノイド
巨大な巻貝に脚が生えたような怪物。地面を歩く歩行形態、脚を引っ込めた飛行形態の2つの形態を持つ。歩行形態時にワンダーリングを当てるとすぐ飛行形態に戻ってしまう上に一切の攻撃が通用しなくなる。
巨大タンク
ワルデモンの要塞に配置された破壊不能の巨大タンク。舞台の端から端へ往復で移動を繰り返しながらミサイルを発射してくる。
モズー
怪人軍団ワルデモンの首領。宙に浮いて舞台の端から端を往復するだけで一切攻撃してこないが、巨大タンクと同時に出現し、空中の高い位置にいるため攻撃を当てにくい。

お邪魔キャラクター

カメラ小僧
舞台最前列でカメラを構えてうろつくお邪魔キャラ。ステージの端々で現れてはカメラのフラッシュを浴びせ、モモにダメージを与えて硬直させてしまう。ワンダーモモに変身中であればダメージを受けるだけで硬直はしない。

詳細

画面説明

バイタルメーター(VITAL)
モモの体力を示すメーター。0になった時点でゲームオーバー。アイテムを取るか、ステージボスを倒すことで回復。
ワンダーメーター(WONDER)
モモのワンダーパワーを示すメーター。敵を倒すと上昇し、1メモリ以上溜まった時に特定のアクションを取るとワンダーモモに変身可能。変身中は敵を倒してもメーターは増えず時間と共に減少していき、0になると変身が解けてしまう。耐久力の高いボスとの戦闘には変身が不可欠であるため、ワンダーゲージを温存しつつどのタイミングで変身を行うかが攻略のポイントとなる。

操作方法

レバーで自機の向きの変更と左右への移動、アタックボタンで左右への攻撃、ジャンプボタンでジャンプ、が基本となる。

自機の向きの変更
ゲーム開始直後はモモは正面を向いており、左右どちらかに1回レバーを軽く入れると左右に向きを替える。正面を向く時は向いている方向と反対側へレバーを1回入れると正面を向く。このため左右に振り向く時は、向きたい方向へ2度レバーを入れようになっている。この仕様上、左右への反応が鈍く独特の慣性が働くため操作性にはやや癖がある。 レバーを横方向へ倒すと歩いて移動する。
ジャンプ
ジャンプボタン。レバー横と組み合わせると横方向へジャンプする。
ハイジャンプ
レバー上とジャンプボタンを同時押し。通常よりも高くジャンプできる。
キック
横向き時にアタックボタン。リーチは短い。
しゃがみキック
横向きしゃがみ中にアタックボタン。リーチは長い。
ジャンプキック
横向きジャンプ中にアタックボタン
ワンダー稲妻キック
横向きジャンプ時にレバー横+アタックボタン。通常キックの2倍の威力の横蹴りを出す。
ダブルキック
正面しゃがみ、正面向きジャンプ中にアタックボタン。開脚キックで左右同時に攻撃。モーションが遅く連打はできないが、アタックボタンを押しっぱなしにすることで多段ヒットさせることが可能。
変身
真正面向きに立ってアタックボタンを連打。その場で回転を始め、回転が加速すると同時にワンダーモモに変身する。(ワンダーメーターが1メモリ以上必要)回転の加速中は周囲の敵キャラの動きが停止し無敵状態となる。ただし連打開始直後から回転が加速するまでの間に隙がある。この他、ステージ上に時々現れるピンク色のつむじ風に入ることでも変身できる。つむじ風に入った瞬間から無敵状態になり、自動的に変身が始まる。

変身時のみの技

ワンダーリング
変身時の標準武器。変身中にアタックボタンで左右に向かってリングを投げる。ザコ敵を貫通し、一部の敵弾を破壊できる。ボス敵に当たると跳ね返りバウンドしながら戻ってくる。受け取れば続投でき、受け取り損ねても一定時間経つと戻ってくる(舞台袖の奥に入ってしまうと戻ってくるまで時間がかかる)しゃがみ投げをすると地面を転がっていき、ジャンプ投げも可能。リングを持っている最中にはダブル・しゃがみダブルキックのいずれかしかキック攻撃は出せない。
ワンダーショット
一定時間、ワンダーリングの代わりに左右に光線を発射する。アイテムを取ると使用可能。
ワンダータイフーン
一定時間、体を回転させつつワンダーショットを乱射する必殺技。回転中は移動不可だが、効果終了まで完全無敵でワンダーメーターの消費が止まる。アイテムを取ると使用可能。

アイテム

カプセル(赤&黄色)
体力回復用。2メモリ回復。
必殺技用カプセルI(白&赤)
ワンダーショット発動用のカプセル。PCエンジン版では登場しない。
必殺技用カプセルII(青&黄色)
ワンダータイフーン発動用のカプセル。PCエンジン版では色が異なる。

いずれのカプセルも一定数のザコ敵を倒すと出現(必殺技用のカプセルのみ変身中にしか出現しない)し、取らずに放置しておくと時間経過と共に空中に上昇していき、そのまま消えてしまう。

ステージ

  • 第1話:恐怖! 怪人軍団
  • 第2話:吸血フラワーの謎
  • 第3話:狙われた女学生
  • 第4話:変身! 最終決戦

小技

つむじ風に入った瞬間ジャンプすると空中で変身し、「ヨッ、モモヤ!」の掛け声と共にボーナス5000点が入る。通称モモヤボーナス。また、ボタン連打での変身中にも同様にモモヤボーナスを取ることができる。(PCエンジン版ではカット)

ワンダーリングを投げ、画面端に消えてしまう前に逆方向にレバー横を入れつつアタックボタンを押すと、そのままUターンして戻ってくる。何度でも往復可能。また投げた後でバウンドしているリングも同様にして手元に引き戻したり、投げた方向に向かってレバー横とアタックボタンを押すことで逆に遠ざけたりなど、自在にコントロールすることができる。

移植版

PCエンジン
1989年4月21日発売。容量の関係から、サンプリング音声、一部の敵と音楽、4ステージ分がカットされ、ステージ構成と演出に変更が加わった代わりに、一定数のステージをクリアするごとにポエム付のビジュアルが挿入されるようになった。全3話12ステージ。2007年2月27日にはWiiのバーチャルコンソールで配信開始された(要600Wiiポイント)。
プレイステーション
1997年10月30日発売の『ナムコミュージアムアンコール』に収録された。こちらは業務用を再現しているが、わずかに業務用と異なる部分がある。なお、PS2では互換性の問題から正常に動作しない。
バーチャルコンソールアーケード版
2009年6月16日配信開始。業務用の完全移植版。(要800wiiポイント)

備考

開発中のタイトルは『ワンダーママ』であった。

テーマソング

  • 「ワンダーモモ」
歌:TAKA&まさごろ 作曲・作詞:弓達公雄 編曲:米光亮
ゲーム中のBGMにボーカルを付けた物。『ナムコベストヒットパレード!』、『ナムコゲームグラフィティvol.2』収録。また、家庭用「太鼓の達人あっぱれ! 三代目」にナムコオリジナル曲としてショートバージョンが収録されている。
  • 「ワンダーモモーイ」
作詞、歌:桃井はるこ 作曲:弓達公雄 編曲:manzo
テーマソングのカバー曲。桃井はるこによる歌詞書き下ろし版。初出は2005年8月4日発売の「太鼓の達人 とびっきり! アニメスペシャル」。AC版「太鼓の達人8・9」に追加収録された後、2005年10月19日に歌の再録・再編曲を加えた「WONDER MOMO-i~New recording~」としてマキシシングル化された。

音楽CD

ASIN B00008PT5M ナムコゲームミュージックVOL.2
ナムコのゲーム音楽のオリジナル音源を収録したアルバム。ゲーム基板バージョンを収録。
ASIN B00005GVCR ナムコビデオゲームグラフィティVol.2
ナムコのゲーム音楽のオリジナル音源及びアレンジバージョンを収録したアルバム。テーマソングを収録。
ASIN B000064X2J ナムコグラフィティコレクションBEST10
ナムコのゲーム音楽のアレンジバージョンを収録したアルバム。テーマソング(ショートバージョン)を収録。
ASIN B000064X0O ナムコベストヒットパレード
ボーカルアレンジ曲のベストアルバム。テーマソングを収録。
ASIN B000091L7K ナムコ アーケード80'S
ナムコの80年代のアーケードゲームミュージックを集めたオムニバスサウンドトラック。ゲーム基板バージョン全曲(新録)に加え、ボーナストラックとして未使用曲が収録されている。
ASIN B000B52DP4 WONDER MOMO-i~New recording~
桃井はるこによるテーマソング(カヴァー新録版)を収録。(ゲームバージョンは「太鼓の達人」シリーズのサウンドトラックに収録)

関連項目

  • まさごろ-歌手、詩人。BGMのボーカルアレンジ版の歌唱に参加した。
  • 桃井はるこ - 『ワンダーモモ』のテーマソングのカバー&アレンジ楽曲「ワンダーモモーイ」を歌唱。
  • 太鼓の達人 - 『ワンダーモモ』のテーマソングを収録。また、そのカバー楽曲「ワンダーモモーイ」も収録。
  • NAMCO x CAPCOM - ナムコ、カプコンのキャラクターが登場するシミュレーションRPG。
  • テクニクビート-アリカからリリースされた音楽ゲーム。ワンダーモモのBGMのリミックス楽曲が収録されている。
  • しあわせのかたち - ワンダーモモを元ネタとした「ワンダーオオ」という話があった。
  • THE IDOLM@STER - この作品に登場する765プロダクションの高木社長は『かつてモモをプロデュースしたことがある』と設定されている。また、ダウンロードコンテンツの衣装にワンダーモモのデザインの衣装が存在する。

外部リンク

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