ベストテンほっかいどうについての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)
| ベストテンほっかいどう | |
|---|---|
| ジャンル | 音楽番組 |
| 放送期間 | 1971年11月~ |
| 放送時間 | 日曜日17:00~18:30(2009年現在) |
| 放送局 | HBCラジオ |
| パーソナリティ | 中野智樹 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| 特記事項: 番組タイトルの変遷などは沿革を参照。 | |
ベストテンほっかいどう(Best10 Hokkaido)は、HBCラジオの音楽番組。2009年10月現在の放送時間は、日曜日17:00~18:30(JST)。パーソナリティは中野智樹。
目次 |
概要
1971年11月に放送を開始し、幾度の変遷を経ながら現在も放送を続けている長寿番組である。
タイトルの通り、北海道の邦楽(J-POP)ヒットチャートのベスト10をランキング形式で発表。番組の冒頭部に「輝く伝統と信頼あるランキング、放送回数○○○○回を数えて、21世紀に走り続けるベストテンほっかいどう」という下りから始められた時期もある。低迷期もあるものの、月~金曜の帯番組時代は、高聴取率を獲得[1]し、特に1987年ころまでは、道内ラジオ全局・全世代の中で、聴取率1位を頻繁に獲得していた。聴取率を争っていたのは、ニッポン放送からネット受けしている『テレフォン人生相談』だった。なお、80年代には、当番組に対して、洋楽のみを集計したHBC制作のチャート番組(週1回・1時間)も存在したが、現在は無い。
ランキング決定要素として、聴取者リクエストの他に、オリコン、USEN、レコード店売り上げ等も対象としてきた。2008年10月現在は、オリコン人気ランキング[2]、moraダウンロードランキング、道内主要CDショップのセールスデータ、ハガキ・メールリクエストを集計したものをランキング決定要素としている。なお、CD発売(またはネット配信による発売)前の曲は、ランキング入りの対象とならない(発売予定がなく、オンエアのみの曲はこの限りでは無い)。以前は曲毎に獲得ポイントを発表していたが(集計方法は後述)、現在は子細な集計方法については公表されていない。
TBS『ザ・ベストテン』が放送されていた時期には、当番組のランキングがラジオ総合ベスト10のデータとして活用されていた。また、この時期にDJを務めていたパーソナリティは『ザ・ベストテン』で北海道地区の「追っかけマン」も兼任していた。
沿革
昼番組時代
スタート当初は午後のワイド番組「ハロードライバー~こちら第3スタジオ~」(月~金曜14:00~)内の1コーナー扱いで、タイトルは「ベストテン北海道」だった。その後、番組表上は「ハロードライバー」枠に含まれるものの、事実上独立した番組となり、16:00~17:15に放送していた。途中に道路交通情報・天気予報・フェリー情報等が挿入されたため、実質の放送時間は60分程度だった。殆どの期間で「ハロードライバー」とパーソナリティが兼任となっている。
当時はランキング決定要素として「レコード売り上げ」「有線放送リクエストランキング」の実働データと、「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」のリスナー参加によるデータの、4つをそれぞれランキング化。レコード・電話リクエストについては1位200点~20位10点の10点刻み、有線・ハガキリクエストについては1位100点~10位10点の10点刻みでそれぞれポイントを与え、600点満点の合計ポイントで総合ランキングを決定するという手法が取られていた。
またリスナー参加企画としては、その日の10・8・6・4位の曲をそれぞれ生電話でつながったリスナーが予想する「ランキングシャウト」コーナーがあり、予想が当たったリスナーには好きなシングルレコード1枚がプレゼントされた。なお参加した4人全員がランキングを当てた場合は、プレゼントが「好きなアルバム1枚」にアップグレードされた。
リスナーの呼称とは別に、リクエスト参加者を「リクエスター」と呼ぶのはこの頃から現在に至るまで変わっておらず、『全てのリクエスターの中から抽選で*名に~』と言った言い回しがなされている。
当時の番組の流れは概ね以下の通り。
- 16:00~ オープニング、電話リクエストを除く3要素のランキング20~11位の紹介
- 電話リクエストは15:50~16:20に受け付けていた関係で、番組開始時点では電話リクエストランキングが確定していないため、残る3要素によるランキングを放送していた。
- 16:20~ 日替わりコーナー
- 16:25~ 電話リクエストランキング、総合20~11位発表
- 16:30~ 総合10~4位紹介、ランキングシャウト
- 16:50~ ニュース・道路情報・天気予報・フェリー情報
- 17:00~ 総合ベスト3紹介、エンディング
- 17時台は「三菱ダイヤモンド・ハイウェイ」(提供・三菱石油、NRN加盟局のニッポン放送・KBCラジオなどとの各局企画提供枠)。
昼番組として放送されていた1988年9月までは、土曜日に放送されていた午後ワイド番組の「ダイナミック・サタデー」「夢色土曜日・これがラジオだ」「夢色土曜日・晴れた顔して多恵子です」内の15:00~16:00に、月~金曜のポイントを集計した「ベストテンほっかいどう週間ランキング」が放送されていた他、文化放送からの企画ネット番組である「決定!全日本歌謡選抜」(後に「TOYOTA SUPER COUNTDOWN 50」へ改題。1982年4月~1994年3月)が日曜午後(13:00~16:30)に、ナイターオフ期の毎年10月~3月には「ジャンボとケロコのHBCベスト100 マラソンランキング」(1973年~1983年・月~金曜18:45~20:00)なども放送されており、前述の洋楽チャート番組も含めて、この頃のHBCラジオは、実に毎日午後帯にランキング番組を編成するという全国的にも珍しい状況だった。
夜番組時代
夕方の音楽番組として、幅広い世代から安定した人気を得ていた「ベストテンほっかいどう」に転機が訪れたのは1988年。この前年辺りから、STVラジオの裏番組に、同時間帯聴取率1位を奪われるケースが増えてきた。ランクインする曲がそれまでの演歌・歌謡曲などからポップス・アイドル系へとシフトしたために、大人の聴取嗜好と異なり、一方そのランクインする曲の主なターゲットである小・中・高校生は塾通いや部活動が盛んになって夕方帯での聴取が難しくなっていたという点と、平日16時台にベストテン同様のランキング番組を放送していたSTVが、いち早く情報番組(ドライビングパートナー・STVホットライン)へ刷新を図り、大人からの支持を集められた事も影響していた。
このため1988年10月に、同局が平日生ワイドを全面改編するのに伴い「ベストテンほっかいどう」は夜番組へと移動。放送時間は当初月曜~金曜の22:00~23:00で、翌1989年4月より21:15~22:50、1992年4月より21:00~23:00、1994年4月からは21:00~23:30となる。
新たなメインターゲットである小・中学生・高校生でも聴きやすい夜へ移行したことにより、聴取者を取り戻すことに成功。STVラジオでも1987年開始の裏番組「うまいっしょクラブ」が成功を収めるが、「ベストテンほっかいどう」も長期間にわたり安定した聴取率を記録した。皮肉なことに、2005年まで聴取率同時間帯1位を殆どの時間帯でSTVなど他局に明け渡してきたHBCが、1位を獲得できる数少ない番組の一つが、この夜に移動してきた「ベストテン」であった。ただし、STVラジオで「うまいっしょクラブ」が始まる時刻になると、聴取率が一気に下がる状況は最後まで打破できなかった。
STVラジオも、1989年4月開始の夜ワイド「サッポロ2130 夜は金時」より、路線変更を繰り返しながら3本のワイド番組をぶつけてきたが状況は変わらず、実に13年ぶりに両局間でランキング番組が同時間帯に激突することとなった「船守さちこのスーパーランキング」(1994年4月開始、月-金曜21:00~23:30)で、ようやく「ベストテンほっかいどう」の聴取率切り崩しに成功する。
夕方時代は、実時間が短い中に、情報コーナーなども含まれていて時間がタイトだったことと、出演者も同じである前時間帯番組の「ハロードライバー」で15時台にゲストコーナーが設けられていたこともあり、歌手などのゲストを招くことは殆どなかったが、夜ワイドへ移行した「ベストテンほっかいどう」では、時間枠拡大を生かして、夕方時代にはなかったゲストコーナーや、企画ものコーナーが新設。そのほか、「ランキングシャウト」に代わるコーナーとして、1989年の秋改編より、留守番電話へ寄せられたメッセージをそのまま再生する「話し太郎」[3]が導入され、放送中を中心とした夜~深夜の時間帯は、留守番電話「話し太郎」にメッセージを入れたい中高生が殺到し、話し中が長時間続く状況が生じていた。
ランキングの決定要素も改められ、「レコード」「有線」「ハガキリクエスト」「電話リクエスト」の4つのランキングデータは変わらないものの、電話リクエストについては1位300位、2位290点~の10点刻み、有線・ハガキリクエストについては1位100点~10位10点の10点刻みとなった。レコードは1位100点~10位10点の10点刻みで、11位0点、12位以下-10点と減点され、それぞれポイントを与え、合計ポイント(600点満点)で総合ランキングを決定するという算定方式となった。
しかし、1999年の秋改編より、TBSラジオの「アクセス」をネット放送する事となり、1999年9月をもって、単独番組としての「ベストテンほっかいどう」は一旦終了する。
流浪の時代へ
単独番組が終了した「ベストテンほっかいどう」は、1999年10月より、ナイターオフの枠で新たにスタートした「MOVE ON」の1コーナーに規模を縮小、「MOVE ON ベストテンほっかいどう」となる。さらに2000年4月からは日曜午後の「松橋勝巳 サウンドスタジアム」内の1コーナーに移行と、放送時間が二転三転する流浪の時代へと突入する。このときの放送はそれまで土・日に放送されてきた「週間ランキング」を受け継いだものであり、デイリーランキングの放送はこの時点で中断している。
これ以降の放送時間や内容の変遷を以下に時系列で示す。
- 2001年4月~:「アキ&トムのベストテンほっかいどう21」として週1回ながら復活。
- 2004年10月~:月~金曜夜の帯番組「ベストテンほっかいどう~ONE~」(19:00~20:00)となる。あわせて、過去の「ベストテンほっかいどう」パーソナリティが日替わりでDJを務める「ベストテンほっかいどう~WITH~」(21:00~22:00)も放送された。
- 2005年4月~:月曜夜の2時間番組となり、タイトルも「ベストテンほっかいどう」に戻った。
- 2005年10月~:夕方の帯番組となり、デイリーランキングも復活した。
- 2006年4月~:ナイターシーズンのため、月曜日17:57~19:00の放送となり、これ以降は週間ランキングのみとなった。
- 2006年10月~:土曜19:00~20:50の放送。
- 2007年4月~:月曜18:00~19:45の放送。
- 2007年10月~:月曜19:00~21:00の放送。
- 2008年4月~:日曜21:00~22:00の放送。単独番組としては歴代最短となり、放送週によっては録音の場合もある。また「HBCサンデーファイターズ」がナイター中継になる場合は、22:00~23:00の放送(該当日は年2~3回程度)となるが、中継が延長された場合は、縮小や中止になる場合がある。10月からも同時間での放送となり、改編期毎に時間移動していた状況が、4年ぶりに解消される。
- 2009年4月~:引き続き、日曜21:00~22:00の放送。さらに、日曜午前に、前週のランキングを振り返り、今週ベストテン入りが期待される注目曲を紹介する15分番組「ベストテンほっかいどうEXTRA」(日曜10:45~11:00)も開始された。
- 2009年10月~:日曜17:00~18:30の放送となり、放送枠が30分拡大された。一方で日曜午前の「EXTRA」が終了。
パーソナリティの変遷
夕方時代
- 1971年~1972年 「ハロードライバー」担当アナウンサーが兼務
- 1972年~1973年 寺内真理
- 1973年~1975年 ミスターデーブマン&寺内真理
- 1975年~1981年 ミスターデーブマン
- 1981年~1985年初頭 田中徳志郎(体調不良のため降板、1992年3月没)
- 1985年初頭~1985年春 村井裕子
- 1985年春~1987年春 鎌田強・吉田真弓
- 1987年春~1988年春 赤城敏正(ベストテンのみ出演。「ハロードライバー」は鎌田強・吉田真弓が引き続き担当)
- 1988年春~1988年秋 鎌田強
夜ワイド時代
- 1988年秋~1989年8月 大神政敏・菅原克彦(大神アナは帯広放送局、菅原アナは釧路放送局への異動による降板)
- 1989年8月~1991年 (月~火)内藤克 (水~金)山崎英樹(釧路放送局より異動の山崎アナが担当)
- 1991年~ (月~木)山崎英樹 (金)管野暢昭
流浪時代
- 1999年10月~2000年3月 「MOVE ON」コーナー扱い
- (月~木)すずき一平・小橋アキ (金)松橋勝巳・浅野英美
- 2000年4月~2001年3月 「松橋勝巳 サウンドスタジアム」コーナー扱い
- 松橋勝巳
- 2001年4月~2004年9月 「アキ&トムのベストテンほっかいどう21」
- 小橋アキ・中野智樹
- 2004年10月~2005年3月 「ベストテンほっかいどう ONE」、「ベストテンほっかいどう WITH」
- 小橋アキ
- (WITHのみ)(月)内藤克、(火)山崎英樹、(水)加藤雅章、(木)中野智樹、(金)週替り(藪淳一、川畑恒一 など)
- 2005年4月~9月 「ベストテンほっかいどう」
- 小橋アキ・中野智樹
- 2005年10月~ 「ベストテンほっかいどう」
- 中野智樹
エピソード
元極楽とんぼの加藤浩次は、学生時代にミスターデーブマンの『ベストテンほっかいどう』で「男性陣と女性陣がどれだけランクインしているか」というクイズに応募して正解し、小泉今日子「私の16歳」と一風堂「すみれ September Love」の2枚のレコードを獲得したことがある[4]。
脚注
外部リンク
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