昼ドラについての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

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昼ドラ(ひるドラ)は、平日の主に12時 - 13時台に放送される、主婦層をターゲットとしたテレビドラマの総称。語源は昼の帯ドラマで、東海テレビの見解ではその通称を「昼ドラ」とし、公式の表現は「昼ドラ」に統一しており[1]、かつて昼ドラ枠の愛の劇場ドラマ30ひるドラを放送していたTBSなども「昼ドラ」以外に「昼の帯ドラマ」や「昼帯ドラマ」の表現を用いることもあった[2]。別称として昼帯[3]昼ドラマもある。アメリカでは類似の番組ジャンルをソープオペラ (soap opera) と呼ぶ。

目次

概要

石鹸洗剤メーカーがスポンサーに就く事が多い為、米国では「soap opera」(ソープオペラ)と称される。これは、主婦に商品を売りたい石鹸洗剤メーカーの意向とも言われるが、アメリカにおける初期のソープオペラに石鹸会社の話があったのが本当の理由である。日本では、P&Gが「Lドラ」と「東海テレビ昼ドラ」の筆頭スポンサーを共に務めている。かつてTBSで放送されていた愛の劇場には花王が、ドラマ30ひるドラにはP&Gがスポンサーとなっていた。

日本国外の昼ドラは地域社会や職場を舞台にした群像劇となっており、家族問題や社会問題を織り交ぜ、出演者の入れ替えを繰り返して展開してゆく。作品によっては50年に渡って放送されている作品もある。

撮影はセットごとに行われるため必ずしも時系列に沿ってはいない[4]。このため出演者であっても今どの時期を撮影しているのか完全には把握出来ず、撮影したシーンをオンエアでみて初めて理解できるといわれている。出演者の中には「パズルを組むようだ」と表現する者もいる。また、出演場面が多い主役クラスの俳優達は通常のドラマ撮影より拘束時間が長く、それを機に結婚することもあれば、離婚に至ることもあると評されることがある。家庭生活を犠牲にしがちで、すれ違いが多くなるからだと言われているが、真偽の程は定かでない。

アメリカのプロレス団体であるWWEが放送するテレビ中継が、所属レスラー同士での愛憎劇などが繰り返されることから、ソープオペラと呼ばれている。

日本における昼ドラ

日本の昼ドラは大別すると、「家族や親子の愛情」「ドロドロした愛憎劇」「(温泉地など)職場の奮闘劇」を描いたものなどがある。いずれの場合も、視聴者層を意識して女性が主役である。

人気のある作品は何年かに渡ってシリーズ化されたり続編が制作されることがある(例「天までとどけ」、「大好き!五つ子」「はるちゃん」など)。更にDVD書籍・関連グッズの発売(例「ラブレター」など)、映画制作(例「砂時計」など)など、派生した展開が行われることもある。

現在、テレビ東京の「Lドラ」(2008年10月より新規参入、放送時間は11:50~12:26だったが、2009年4月より13:00~13:30に変更)、フジテレビ系列が東海テレビ制作の昼ドラの計2枠が存在する。

通常、放送は月曜〜金曜の帯枠であることから放送回数は「40・45・60回」など5の倍数となっており、特別編成により通常時間帯に放送できなかった場合は、曜日・時間変更を行って放送するが、状況によっては元から放送回数を減少させているケースもあり、一例として「ナツコイ」・「大好き! 五つ子」に関しては北京五輪中継があった2008年8月22日は予め休止としていたため放送回数も1話ずつ縮少(ナツコイ=全44話・大好き! 五つ子=全34話)となっていた。

歴史

1960年代は、TBSポーラテレビ小説」、フジテレビライオン奥様劇場」を初め、各放送局がこぞって昼の帯ドラマを放送していた[5]。その他、15分枠としてMBSが制作する「妻そして女シリーズ」、CBCが制作する「昼の連続ドラマ」を連続して放送していた。また1964年1月 - 1966年11月には、ABC制作で牛乳石鹸一社提供の昼の帯ドラマ(正式タイトルは不明)を放送していた[6]

TBS系列(TBS、MBS、CBC)制作の作品は、1970年代は第1作目(1969年)[7][8]女の絶唱』にみられるような「よろめきドラマ[9]」が主流で[7]、それ以降は家族や主婦を題材にした感動作やコメディー、人情ものが主となった。1980年代には 『わが子よ』などに代表される社会派が目立ち[7]、同年代後半以降の7〜8月は夏休みと重なるために親子で鑑賞出来るテーマを用いた作品が多かった。

一方、東海テレビ制作の作品は、かつては「愛の劇場」と同路線のホームドラマや、NHKの「連続テレビ小説」のような内容の作品が中心で、「日日の背信」のような昼メロ路線[10]の内容は少数であった。1986年の「愛の嵐」以降、ドロドロ路線(女性が好む愛憎劇を売り物にする)のドラマが主体となり、2000年代でも「真珠夫人」(2002年)、「牡丹と薔薇」、「愛のソレア」(いずれも2004年)、「冬の輪舞」(2005年)などがあり、グランドロマン昼メロとも呼ばれた。あまりにもインパクトが強いため、「昼ドラといえば愛憎劇」として市民権を得て、2000年代後半までは「昼ドラのよう」といったら大概この愛憎劇的であることを指していた。2009年以降は愛憎劇以外にも、純愛物・時代物・ファンタジー物・アクション物などの作品を放送し、愛憎劇偏重の路線から変化を図っている。

TBS系制作の帯ドラマ2枠(ドラマ30は主にMBS制作のもの)でも、2000年代以降には再び愛憎劇を取り入れる作品があり、特に2005年10月17日-11月25日までは愛の劇場「貞操問答」と、ドラマ30「デザイナー」(10月3日開始)の2本連続で愛憎劇が続くことになったほか、東海テレビも「緋の十字架」を10月3日から12月28日まで放送していたことから13時台の3つの帯ドラマ枠は全て愛憎劇で占められる形となっていた。

一方で、「砂時計」(2007年)、「ラブレター」(2008年-2009年)のようなドロドロ路線とは反対の純愛路線のものが放送され、人気を集めることもある。

2000年代以降、各局とも地上デジタルテレビ放送の設備投資費用に多額の出資をしていることや広告費の減収などが起因する経営状況の悪化から、TBS系は『制作費のコストカット』と2009年4月の大改編平日18時~20時の新ニュース番組新設が軸の大規模な番組改編)を理由に、2009年3月末に月曜~金曜13時台のドラマを廃止し、2009年4月からは大型情報番組「ひるおび!」となった。その動向からテレビ東京はそれまで11:50~12:26の枠に放送されていた『Lドラ』を2009年4月以降、かつての『愛の劇場』と同じ13:00~13:30の枠に移動した。

作品

TBS系列

愛の劇場(TBS制作)

詳細は「愛の劇場#放送作品一覧」を参照

ドラマ30ひるドラ(MBS・CBC制作)

詳細は「ドラマ30#放送作品一覧」、「ひるドラ#放送作品一覧」をそれぞれ参照

ポーラテレビ小説

詳細は「ポーラテレビ小説#放送作品一覧」を参照

テレビ東京系列

Lドラ

詳細は「Lドラ#放送作品一覧」を参照

フジテレビ系列

平日12時30分枠(お昼のテレビ小説、12時30分 - 13時、1977年4月4日 - 1980年3月28日)
  • 女ひとり(1977年4月4日~1977年5月27日)
  • おんなみち(1977年5月30日~1977年7月29日)
  • 華うるし(1977年8月1日~1977年9月30日)
  • みれん橋(1977年10月3日~1977年12月30日)
  • 愛人(1978年1月9日~1978年2月17日)
  • 赤とんぼ(1978年2月20日~1978年4月14日)
  • かあちゃんの勲章(1978年4月17日~1978年6月30日)
  • 浪花おこし(1978年7月3日~1978年9月1日)
  • 瀬戸の花嫁(1978年9月4日~1978年10月27日)
  • 新妻に捧げる歌(1978年10月30日~1978年12月29日)
  • 津軽海峡冬景色(1979年1月8日~1979年3月30日)
  • 朝ごはんぬき?(1979年4月2日~1979年6月29日)
  • 芳べえ物語(1979年7月2日~1979年9月28日)
  • 結婚志願(1979年10月1日~1979年12月28日)
  • 娘と私の時間(1980年1月7日~1980年3月28日)
ライオン奥様劇場(フジテレビ制作)

詳細は「ライオン奥様劇場#放送作品一覧」を参照

東海テレビ制作

詳細は「東海テレビ制作昼ドラマ#放送作品一覧」を参照


日本国外における昼ドラ

アメリカの代表作品

現在3大ネットワークで放送されているものを挙げる。ほとんどの作品は1時間番組となっている。たとえば東部標準時地域のABC系列局では13,14,15時台をソープ・オペラに充てているが、系列局によって放送される時間が異なることもある。リストは各局それぞれ放送開始時期が早い順に並べている。

CBS

NBC

ABC

脚注

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関連項目

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