宇宙開発についての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

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宇宙開発(うちゅうかいはつ、space development)は、宇宙空間人間の社会的な営みに役立てるため、あるいは人間の探求心を満たすために、宇宙に各種機器を送り出したり、さらには人間自身が宇宙に出て行くための活動全般をいう。

目次

宇宙開発の歴史

人類が宇宙空間へ進出する宇宙開発の構想としては、19世紀にはSF作家のジュール・ヴェルヌの小説に描かれた砲弾宇宙旅行などがあるが、実現化を目指した研究として、1903年にはロシアコンスタンチン・E・ツィオルコフスキーが、液体燃料型多段式ロケットや人工衛星、惑星への殖民など宇宙開発の基礎技術を提言した。アメリカでは1926年に、ロバート・ゴダードによる液体燃料ロケット打ち上げが成功している。ドイツでは、1923年ヘルマン・オーベルトがロケット推進に関する実証的理論を提言し、1927年には財団法人としてVfR(宇宙旅行協会)が設立される。

その後、世界恐慌などの影響で宇宙開発の研究は資金不足に陥る。宇宙旅行協会も1934年には散会するが、ドイツでは1929年に陸軍兵務局がロケット兵器の開発に着手し、協会にも所属していたヴェルナー・フォン・ブラウンやオーベルトらが中心となり、1942年には液体燃料を使ったロケット兵器の開発に成功。第二次世界大戦においてはV2ロケットなどが実戦でも使用された。大戦におけるドイツの敗色が濃厚になると、フォン・ブラウンらロケット技術者はアメリカへ投降し、原子爆弾の開発でアメリカに遅れをとっていたソ連も科学者やロケットの実物や資料などを接収し、ドイツで培われたロケット技術は戦勝国へ引き継がれた。

第二次大戦後には、米ソ両国が冷戦状態になると、国家的プロジェクトとして弾道ミサイルや人工衛星など、軍事的利用が可能な技術の研究が競われる宇宙開発競争となる。人工衛星の実現による通信網の拡大は民間事業においても期待されており、アメリカは海軍主導のヴァンガード計画に基づき1955年7月に、ソ連は8月にそれぞれ人工衛星の打ち上げを宣言。アメリカが技術的問題に直面しているなか、ソ連は1957年10月に人工衛星スプートニク1号、11月には犬を乗せたスプートニク2号に成功し、アメリカに対して技術的優位を見せ付ける。アメリカは12月にヴァンガード1号の打ち上げを実行するが失敗し、ソ連の衛星打ち上げの成功はアメリカの安全保障を脅かすと懸念され、スプートニク・ショックが走った。アメリカではヴァンガード計画を改め、1958年にはNASAが設立され、1月にはジュノーI型の打ち上げに成功した。

国別衛星打上げ個数

世界の衛星等打上げ累計個数は、2006年12月末時点で5736個。CISと米国だけで約88%を占める。日本は119個で世界第3位に付ける[1]

  • 国・地域・国際機関・多国籍企業別累計衛星打上げ個数(2006年12月末。括弧内は05年12月末)
順位打上げ国個数
1旧ソ連 (CIS)3228 (3212)
2米国1815 (1781)
3日本119 (111)
4中国99 (92)
インテルサット70 (69)
ESRO / ESA64 (63)
5フランス54 (52) 他に独との共同保有2
6ドイツ38 (37) 他に仏との共同保有2
7インド38
8英国35
9カナダ27 (26)
10イタリア20 (19)

注記:共同保有は含めず。ただし2006年の米国の34機の内6機は台湾と、1機はフランスとの共同開発。

  1. ^ http://www.sjac.or.jp/sjac_gaiyo/info/sekai_h19.pdf

ロケット発射場保有国

ロケット打ち上げ場を保有する国は12カ国/地域。日本・米国・CIS・フランス・イタリア・豪州・スウェーデン・ノルウェー・インド・中国・ブラジル・イスラエル。

各国の宇宙開発機関

サッカー用語

サッカーにおいては、シュートをふかし、ゴールマウスの上へ大きく外してしまうことを差す俗語として「宇宙開発」という言葉が使われる。1960年代にスポーツマスコミによって用いられ、現在ではファン用語として定着している。

関連項目

ウィキメディア・コモンズ
ウィキニュース
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外部リンク

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