柳生忍法帖についての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

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柳生忍法帖』(やぎゅうにんぽうちょう)は、山田風太郎の時代小説。“忍法帖もの”の作品である。

概要

江戸時代の縁切り寺で女人救済を請け負っていた東慶寺での史実を発端とし、健気な女7人が悪を討つ勧善懲悪の物語である。作者は「弱者が強敵を討つパターンの話としたかったが、さすがに7人の女だけでは勝つことが難しいため、剣豪である柳生十兵衛を助っ人にした」と語っている。忍法帖に分類される作品だが、忍者が登場しないなど例外的要素が多く、分量も通常の忍法帖を上回る。また、珍しく大団円の作品であり、悲劇の多い忍法帖を読み慣れない読者もなじみやすい。柳生十兵衛は山田風太郎作品中でも最も高い人気を誇るキャラクターであり、この作品と『魔界転生』、『柳生十兵衛死す』で“十兵衛三部作”と称せられる。

あらすじ

時は寛永19年(1642年)、暗君会津藩加藤明成を見限り、一族を率いて退転した国家老堀主水が捕縛される。明成の手駒である会津七本槍は、彼らを会津藩の江戸屋敷へ連行する途中、堀一族の女たちが匿われている尼寺「東慶寺」に立ち寄り、主水らの目の前で彼女らを惨殺する。 最後にはお千絵を始めとする7人が残るだけになり、彼女らの命もはや風前の灯火となるが、この寺の後見人である天樹院によって救われる。 その後、堀一族の男たちも江戸で明成や七本槍の手によって無惨な最期を遂げ、7人の女たちは加藤明成及び会津七本槍に復讐を誓う。天樹院と沢庵和尚の紹介によって彼女たちの師範役となったのは、柳生一族の剣侠・十兵衛であった。十兵衛は武芸の覚えすらない女たちに、恐ろしい武芸者たちである会津七本槍を討たせることが出来るか?そして、暗君・加藤明成に裁きを加えることが出来るか?

メディア化

バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』に次いでせがわまさきにより『Y十M 〜柳生忍法帖〜』として漫画化されており、『ヤングマガジン』で連載された。

映画版は『くノ一忍法帖 柳生外伝』上下編としてVシネマでソフト化されており、田口トモロヲの怪演などの見所があるためか、一部でカルト的な人気がある。

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