西鉄天神大牟田線についての最新情報、関連する画像や動画を紹介。(出典:Wikipedia)

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西鉄天神大牟田線
3000形(2006年3月25日)
3000形(2006年3月25日)
路線総延長74.8 km
軌間1435 mm
電圧1500 V 架空電車線方式 (直流)
最高速度110 km/h
凡例
tSTRqtSTRq
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tSTRq
天神駅
KBFa-ELEV + HUB84
KBFa-ELEV + HUB84
KBFa-ELEV
HUB71
0.0西鉄福岡(天神)駅
hSTR
tSTRrg + HUB62
tSTRrg + HUB62
tSTRrg
tKBHFr + HUB82
tKBHFr + HUB82
tKBHFr
天神南駅
hSTRtÜWoltÜWclu
hWSTR
tÜWcro + WASSERq
tÜWcro + WASSERq
tÜWcro
tÜWo+r + WASSERq
tÜWo+r + WASSERq
tÜWo+r
薬院新川
hSTRtHST
渡辺通駅
BHF-ELEV + HUB84
BHF-ELEV + HUB84
BHF-ELEV
HUB64tSTR
0.8薬院駅
tSTRqhKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
tSTRrf
BHF-ELEV
1.8西鉄平尾駅
exSTRqehKRZexHSTq
筑前高宮駅
hSTR
筑肥線
BHF-ELEV
2.9高宮駅
hWSTR
若久川
BHF-ELEV
4.3大橋駅
ELEVe
WBRÜCKE
那珂川
hSTRqKRZhhSTRqhSTRq
博多南線
STRSTRrg
鹿児島本線
BHFHST
6.1井尻駅
STRrgSTRqKRZoSTRqSTRrf
笹原駅
STRWBRÜCKE
諸岡川
HSTBHF
8.0雑餉隈駅
STRSTR
南福岡駅
HSTBHF
9.5春日原駅
STRSTR
春日駅
STRWBRÜCKE
牛頚川
HSTBHF
10.8白木原駅
STRSTR
大野城駅
HSTBHF
11.6下大利駅
STRSTR
水城駅
STRWBRÜCKE
平田川
STRWBRÜCKE
御笠川
STRWBRÜCKE
御笠川
AKRZuMWHSTRAKRZu
九州自動車道
STRBHF
13.8都府楼前駅
HSTSTR
都府楼南駅
STRSTRKHSTa
太宰府駅
STReABZrgexKDSTrSTR
二日市工場
STRABZrgSTRqSTRrf
太宰府線
STRBHF
15.2西鉄二日市駅
HSTuexKHSTaSTR
二日市駅
STRueLUECKEeBHF
紫駅 2010春予定
STRuexSTRWBRÜCKE
高尾川
STR
uexBHF + HUB81
uexBHF + HUB81
uexBHF
STR
STR
uexSTRlf + HUB26
uexSTRlf + HUB26
uexSTRlf
emKRZuexSTRq
朝倉軌道本線
STR
leer + HUB62
leer + HUB62
画像:BSicon leer.svg
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
17.6朝倉街道駅
STRWBRÜCKE
山口川
HSTSTR
天拝山駅
STRBHF
19.4桜台駅
ABZrgSTRqKRZuSTRq
筑豊本線
LUECKEBHF
20.8筑紫駅
ABZlfSTRlg
STRKDSTe
筑紫車両基地
BHF
23.0津古駅
WBRÜCKE
宝珠川
BHF
24.1三国が丘駅
BHF
25.6三沢駅
BHF
27.0大保駅
WBRÜCKE
高原川 (福岡県)
WBRÜCKE
大板井堤
WBRÜCKE
築地川 (福岡県)
AKRZu
大分自動車道
STR
甘木鉄道甘木線
HBHF-ELEV + HUB81
HBHF-ELEV + HUB81
画像:BSicon HBHF-ELEV.svg
KRZhhSTRq
小郡駅
leer + HUB62
leer + HUB62
画像:BSicon leer.svg
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
28.7西鉄小郡駅
uexSTRqemKRZuexSTRq
朝倉軌道田代線
BHF
30.7端間駅
WBRÜCKE
宝満川
BHF
33.7味坂駅
AKRZu
九州自動車道
WBRÜCKE
思案橋川
STRKHSTa
甘木駅
STRSTRrgSTRrf
甘木線
CPIClCPICr
36.5宮の陣駅
ABZrg
uexSTR + STRrf
uexSTR + STRrf
uexSTR
STR
uexSTR + POINTERl
uexSTR + POINTERl
uexSTR
三井線
WBRÜCKEuexWBRÜCKE
筑後川
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
uexBHF + HUB82
uexBHF + HUB82
uexBHF
37.7櫛原駅
uexSTRqemKRZuexSTRrf
uexSTRqemKRZuexSTRq
筑後軌道
ELEVa
BHF-ELEV
38.6西鉄久留米駅
uexSTRqemhKRZuexSTRq
福島線
BHF-ELEV
39.5花畑駅
hWSTR
金丸川
LUECKEexLUECKEBHF-ELEV
40.1試験場前駅
ABZlfxhKRZhKRZSTRq
久大本線
STRexSTRlf-ELEVehKRZhuexhSTRq
九州新幹線
STRlfSTRqhKRZSTRqSTRlg
ELEVeLUECKE
exSTRqeABZlg
上久留米線
BHF
41.4津福駅
BHF
42.8安武駅
eBHF
御塚駅 -1937
WBRÜCKE
広川 (福岡県)
BHF
45.1大善寺駅
exSTRqeABZrf
大川線
BHF
46.9三潴駅
BHF
48.0犬塚駅
WBRÜCKE
山ノ井川
BHF
50.6大溝駅
BHF
52.9八丁牟田駅
WBRÜCKE
花宗川
BHF
55.5蒲池駅
ELEVa
BHF-ELEV
57.3矢加部駅
exSTRqehKRZexSTRq
国鉄佐賀線
WBRÜCKE
沖の端川
WBRÜCKE
二ッ川
BHF
58.4西鉄柳川駅
ABZlfSTRlg
STRKDSTe
柳川車両基地
WBRÜCKE
塩塚川
BHF
59.7徳益駅
BHF
61.1塩塚駅
DST
63.1中島信号場
ELEVa
BHF-ELEV
63.5西鉄中島駅
WBRÜCKE-ELEVeLUECKE
矢部川
BHFÜWc2ÜWor
65.1江の浦駅
WBRÜCKEÜWo+lÜWc4
楠田川
BHFHST
66.6開駅
STRSTR
渡瀬駅
WBRÜCKEWBRÜCKE
隈川
BHFSTR
67.9西鉄渡瀬駅
STRHST
吉野駅

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天神大牟田線(てんじんおおむたせん)は、福岡県福岡市中央区天神西鉄福岡(天神)駅から、同県大牟田市久保田町の大牟田駅までを結ぶ西日本鉄道(西鉄)の鉄道路線である。

2000年12月までは路線名が大牟田線であったことから、本路線のことを「天神大牟田線」ではなく「大牟田線」と呼ぶ利用者が多い[1]。また、かつては路線自体を指して急行電車の愛称が使われていた[2][3]

目次

概要

天神大牟田線は西鉄の本線格の路線で、福岡県を南北に結ぶ大動脈であり、西鉄随一のドル箱路線である。沿線には県下でも比較的規模の大きな都市や拠点的な都市が連なっており、福岡都心から各地へ向かう路線の中でも古くから沿線開発が進んだ。

県内都市間輸送及び沿線輸送の役割を担っているため、通勤・通学路線としての性格が強いが、西鉄沿線には柳川の城下町や太宰府天満宮九州国立博物館グリーンランドなどの観光地があり、中でも柳川・太宰府へは沿線外からの利用も多い。さらに大牟田駅島原鉄道高速船島原港行と連絡する三池港行のバスと接続しており、これは福岡都心から島原半島への最速ルートである。

また、この路線に並行するJR鹿児島本線国道3号九州自動車道など他の主要な交通路は福岡県筑紫野市から一旦佐賀県基山町鳥栖市)を通って福岡県久留米市に入るが、当路線のルートは県境を通らず、筑紫野市から小郡市を通って久留米市に入っており、佐賀県内を全く通っていない。

大部分がJR鹿児島本線と並行しているが、小郡市や柳川市など鹿児島本線から離れている都市も経由する。両路線が通過する都市でも西鉄・JRの同居駅となっているのは大牟田駅だけで、相互の乗り継ぎの便はあまりよくない。ただし、西鉄二日市駅とJR二日市駅に関しては西鉄バス(運賃100円)利用で比較的近い。また、駅同士が近く徒歩連絡できる駅もある。以下にそれらの例を記す。左側が西鉄駅、右側がJR駅である。

※西鉄紫駅が開業すると、二日市駅まで500m程度の連絡距離になる。

井尻 - 雑餉隈間では鹿児島本線をオーバークロスするが、かなり前から「JRと西鉄の同居駅を新設したらどうか」という提案は地元よりなされている。しかし、オーバークロスする場所の周辺には中学校や工場があるほか、周りが住宅地の上にJR側では笹原駅と非常に近くなってしまうためか、いまだ具体化には至っていないのが現状である。同様に試験場前 - 津福間でも鹿児島本線をオーバークロスする地点への新設駅の設置を要望する声があるが、こちらも具体化はしていない。

路線データ

沿線風景

下り列車の進行方向基準に記述する。

西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市

天神九州最大の繁華街を形成しており、その中心にあるソラリアターミナルビルの2Fに西鉄福岡(天神)駅はある。この駅を出発するとやや右にカーブを描き、真南に進むようになると、まもなくすべての電車の停車駅である薬院駅に到着する。薬院は天神の繁華街からはやや離れた位置にある。その薬院駅を発車すると、左にカーブを描き、再び南東方向に走る。カーブが完全に終わると、まもなく西鉄平尾駅を通過、南区に入る。しばらくは福岡市街の高架区間を進む。この区間より井尻駅付近までは福岡県道31号福岡筑紫野線とほぼ並走する。大橋駅を過ぎると国道385号を乗り越え、高架線を降り地平区間に入る。地平区間に入った後すぐに那珂川を渡り、JR博多南線福岡高速5号線の高架の下を過ぎると、JR鹿児島本線を乗り越え、同線とは雑餉隈駅から桜台駅付近までほぼ同間隔で並走する。雑餉隈駅付近から下大利駅付近までは高架化工事が進行中である。下大利駅を過ぎて御笠川を渡り九州自動車道の下をくぐり抜け、国道3号としばらく併走する。この並走区間のほとんどは立体交差となっていて、本線の高架を左手に見ながら地上を走りぬける。その途中で都府楼前駅を通過、その後、進行方向左手から太宰府線の単線の線路が近づくとすぐに西鉄二日市駅に到着する。

西鉄二日市 - 西鉄久留米

西鉄二日市駅は太宰府線との乗り換え客も多い。特に年始は太宰府天満宮への参拝客で混雑する。その西鉄二日市駅を出発して約900mの地点に紫駅が建設される予定である(2009年3月着工、2010年3月開業予定)。朝倉街道駅手前で博多湾に注ぐ御笠川水系と有明海に注ぐ筑後川水系の分水嶺が存在するが、その標高はわずか海抜約40mであり、沿線風景も住宅地が続いている。その後国道3号をくぐると桜台駅を通過する。桜台駅を抜けると筑紫平野が広がり、JR筑豊本線(原田線)と立体交差し、筑紫駅を過ぎると進行方向左手に筑紫車両基地が見える。その後右にカーブして南南西に進路を変える。ここから宮の陣駅まで福岡県道88号久留米小郡線と並走する。また、津古駅からやはり宮の陣駅まではほとんど直線である。西鉄小郡駅付近までは閑静な住宅街を走りぬけ、そのすぐ手前で大分自動車道甘木鉄道の下をくぐる。この駅より甘木鉄道への乗り換えができる。西鉄小郡駅を出ると次第に住宅がまばらになり、宮の陣駅手前まではのどかな田園風景が広がる。夜間は真っ暗で、窓の外は何も見えないことが多いが、昼間は右手に遠く佐賀県鳥栖市の中心市街を望むことができる。その鳥栖市の手前には九州自動車道の高架が走っている。端間駅を過ぎたあたりで並走している県道88号のさらに奥で宝満川が並行して流れるようになる。味坂駅の手前で平行に流れていた宝満川が流路を南から西へ直角に向きを変え、味坂駅を通過後、電車はその宝満川を鉄橋で渡る。その後九州自動車道をくぐると、まもなく小郡市から久留米市へ入る。この付近で電車は最も佐賀県に接近する。久留米ビジネスパークが左手に見えてくると甘木線の単線が見え、宮の陣駅に入る。宮の陣駅を出るとすぐに甘木線が合流する。駅を出てから甘木線と合流するため、宮の陣駅の甘木線ホームは天神大牟田線のホームとは並行でない。その甘木線と合流後、すぐに筑後川を渡る鉄橋を走り抜ける。鉄橋からは久留米市街が一望できる。鉄橋を渡るとすぐに国道210号を乗り越える。その後住宅街を縫うように走り、途中で櫛原駅を通過。その直後から高架線を上り、久留米の繁華街の中心を形成する西鉄久留米駅に到着する。

西鉄久留米 - 西鉄柳川

西鉄久留米駅からはすぐ目の前に花畑駅が見える。このため、西鉄久留米駅を出てるとすぐに花畑駅に到着する。花畑駅はすべての電車が停車し、同駅始発・終着の急行も多く設定されているが、隣の西鉄久留米駅に比べると利用者はかなり少ない。試験場前駅を出るとまもなく複線から単線になる。この単線は大善寺駅まで続く。JR久大本線の単線と鹿児島本線の複線と次々に乗り越えるが、その高架を乗り越えるように現在九州新幹線が建設中である。すぐに高架を下り、住宅に挟まれたような狭い単線を走ると津福駅に到着する。この付近には、単線区間の複線化・高架化の早期実現を要望する看板が設置されていた。その津福駅を出発すると、矢加部駅の手前まで福岡県道23号久留米柳川線と並走する。津福駅から大善寺駅までは旧大川鉄道からの買収区間で、線路脇まで密集した住宅地や急カーブに、かつての軽便鉄道の名残りをうかがわせる。大善寺駅からは再び複線となる。ここからしばらくはカーブも少なく、比較的線形も良い。蒲池駅からは再び単線となり、蒲池 - 矢加部間で有明海沿岸道路と交差し、左にカーブして南西から南東に進路を変え、高架駅の矢加部駅を過ぎて沖の端川を渡ると柳川市街地となり、西鉄柳川駅に到着する。

西鉄柳川 - 大牟田

西鉄柳川駅を過ぎると左手に柳川車両基地が広がり、有明海沿岸道路と再び交差する。徳益駅構内で右にカーブした後は、ほぼ直線の線路を南下してゆく。やや左にカーブし、西鉄唯一の信号場である中島信号場を通過、高架線を上る。高架線のうち真新しい区間が存在するが、これは高架下の県道大和城島線拡張に際して付け替えたものである。西鉄中島駅を通過した後に矢部川を渡り、ここからみやま市に入る。開駅で単線区間が終わり、ここからは終点まで複線となる。西鉄渡瀬駅の手前で大牟田市に入り、市北部の丘陵地帯を通過。倉永駅を過ぎて県道南関大牟田北線をくぐった付近から進行方向左手に鹿児島本線が近づいてくる。西鉄銀水駅の手前から鹿児島本線と完全に併走し、複々線のような様相を呈する。なお、鹿児島本線との並走区間は踏切構造がJRの基準に合わせられている。 大牟田市街地に入り、新栄町駅を過ぎ、三井三池専用鉄道(廃線)の高架をくぐると、終点大牟田駅に到着する。

運行形態

列車種別

以下の種別の列車が運行される。

特急

詳細は「西鉄特急」を参照

天神大牟田線の最速種別である。特急料金は不要。全列車が西鉄福岡(天神) - 大牟田間で運転され、都市間輸送の基幹となっている。朝ラッシュ時と夜間を除き終日30分間隔で運転される。2008年3月22日のダイヤ改正で最高速度が100km/hから110km/hに引き上げられ、現行ダイヤでの所要時間は西鉄福岡(天神) - 西鉄久留米間では上下共最速28分、西鉄福岡(天神) - 大牟田間では最速下り59分、上り58分となっている。上り西鉄久留米 - 西鉄二日市間の平均速度は100.3km/hである(ただし秒単位を切り捨てるものとして計算した数値であり、実際はこれより低くなる)。

車両は基本的に8000形が使用されるが、平日朝夕ラッシュ時には5000形6000形・6050形7両が主に使用される。また、8000形が2編成以上同時に工場に入場している場合は2000形が特急に使用されることがある。ゴールデンウィーク正月などの多客時には昼間でも3000形・5000形・6000形・6050形の7両編成が特急で運行される。

直行

平日朝に下り4本のみ西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市間で運行される(列車自体は筑紫まで運行。西鉄二日市 - 筑紫間は回送) 。途中薬院のみ停車する。以前は西鉄二日市までノンストップだったので「直行」という名称が使われた。朝ラッシュ時に増えた上り列車を車両基地まで送り込む、送り込み列車としての意味合いがある。

車両は主に6000形・6050形7・8両で運行している。

快速急行

平日朝に上り2本(大牟田・西鉄柳川発各1本)が運行される。両列車ともに8両編成での運行。

停車駅は、通常の急行停車駅から春日原下大利を差し引いたもの。この2駅に停車しない理由は、ラッシュ時の急行の遠近分離による混雑緩和のためと踏切の制約などにより8両編成の列車が停車できないためである(ドアカットを行えない)。2本とも途中駅で特急を待避しない。

車両は主に6000形・6050形の8両編成が使用される。

2010年3月27日のダイヤ改正に伴い運行を終了する予定である。[4]

急行

終日運転され、日中は西鉄福岡(天神) - 西鉄小郡間と西鉄福岡(天神) - 花畑間にそれぞれ毎時2本ずつ、合計4本運行される。ただし15分間隔の運転ではなく、西鉄福岡(天神)- 西鉄二日市間を特急とセットで約10分間隔の運転となるダイヤが組まれているため、運転間隔が約10分→約20分の繰り返しのサイクルとなっている(約20分間隔となる間に特急が1本入る)。このため、同区間内で特急が停車しない急行停車駅(大橋・春日原・下大利)では急行の乗車機会は一定ではない。朝夕ラッシュ時には西鉄福岡(天神) - 西鉄二日市・太宰府・筑紫・津福大善寺西鉄柳川・大牟田間で運転される列車や、早朝・夜間には西鉄柳川 - 大牟田間の区間列車も運行される。

急行は途中駅から以南で各駅停車となる列車が多い。日中に西鉄福岡(天神) - 西鉄小郡間で運行される急行は筑紫以南が各駅停車となるほか、西鉄久留米以南では急行の多くが各駅停車となる。ただし、朝ラッシュ時や夜間に運行される急行は西鉄久留米以南も含め急行運転する列車が多い。

他の大手私鉄で途中駅から以南で各駅停車となるパターンでは「準急」(西鉄二日市・筑紫以南各駅停車タイプがこれに相当)、「区間急行」(同、西鉄久留米以南各駅停車タイプに相当)のように区別するケースが多いが、西鉄の場合、途中で急行⇔普通と種別変更を行うことにより対応している。全区間急行の場合、久留米以南の停車駅は特急停車駅(花畑、大善寺、西鉄柳川、新栄町、大牟田)に準じ、車内放送は自動音声テープでなく、車掌の肉声で行う。

車両は日中が主に3000形5両、2000形・5000形6両で運行しており、ラッシュ時は5000形・6000形・6050形の7両でも運行している(車両検査・故障やダイヤの乱れなどを除く)。

正月三が日においては西鉄小郡駅折り返しの列車が太宰府駅行きに差し替えられる。

普通列車に変わる区間を除き特急待避や途中駅での特別停車は行われていない。

普通

日中は西鉄福岡(天神) - 筑紫・大善寺間を走る線内列車のほか、太宰府線直通列車が西鉄福岡 - 太宰府間に、甘木線直通列車が甘木 - 大牟田間に運行され、大橋・西鉄二日市・小郡・西鉄久留米・花畑・大善寺・西鉄柳川で緩急接続する。

朝夕ラッシュ時には西鉄柳川発着の列車もあるほか、わずかだが全線通しの列車も存在する。上記の各駅のほか、春日原・筑紫で緩急接続する列車もある。

天神大牟田線内列車および太宰府線直通列車については、昼間は主として5000形・6000形・6050形4両が使用され、一部の列車には7000形・7050形4両が使用される。ラッシュ時は5000形6両および7両・6000形・6050形7両、2000形・8000形6両、3000形5両も運行している(車両検査・故障やダイヤの乱れなどを除く)。甘木線直通列車は7000形・7050形2両編成によるワンマン運転である。

運転本数

日中の各区間における1時間あたりの運転本数は以下の通り。

日中の運行パターン
種別\駅名西鉄福岡(天神)西鉄二日市筑紫西鉄小郡宮の陣花畑大善寺大牟田
運行本数特急2本
急行2本  
2本2本    
普通2本 
    2本(甘木線直通)
2本     
2本(大宰府線直通)    

女性専用車両

平日7時41分 - 9時20分に西鉄福岡(天神)駅に到着する上り特急・快速急行・急行の最後部(大牟田寄り)1両に「女性専用車両」が設定されている(久留米または筑紫から急行運転を開始する普通電車を含む)。なお、特急・急行が7両編成、快速急行が8両編成での運行となっているため、女性専用車両の乗車位置が特急・急行と快速急行とで異なる駅も存在する。その場合は快速急行の乗車口に快速急行の種別カラーであるオレンジ色を用いて、他の種別との乗車位置の違いを区別している。 なお、「女性客に同伴される小学生以下の男性」および「障がい者が介護者を伴う場合のどちらか片方が女性の場合」は女性専用車両に乗車可能である、としている。

車両

現用中の車両

過去の車両

廃車・改造・他線への転出などにより天神大牟田線から消滅した車両を以下に示す。

歴史

西鉄福岡(天神) - 津福間と大善寺 - 大牟田間は西鉄の前身の九州鉄道(2代目)の手で当初から電化路線として開業したものである。津福 - 大善寺間は大川鉄道により開業した区間で、九州鉄道が大川鉄道を吸収合併した際に電化・改軌した上で組み込んだものである。1924年(大正13年)に西鉄福岡(天神) - 西鉄久留米間が開業した当時、炭都大牟田、そして熊本までの延伸を視野に入れていたが、1939年(昭和14年)に大牟田まで開通して以降、土地の確保に難航したため、熊本延伸計画は頓挫した。

西鉄福岡(天神) - 西鉄久留米間は開通当時から複線区間だが、西鉄久留米以南は資金難のため、単線で開業した。その後、八丁牟田付近や開以南など、特急同士の離合箇所を優先的に複線化したため、西鉄久留米以南だけでも約6割は複線化施工済である。大溝や倉永、西鉄銀水など上下本線に挟まれた島式プラットホームの駅が存在するのは複線化の歴史の名残である。

年表

  • 1924年大正13年)4月12日 九州鉄道により福岡(現在の西鉄福岡(天神)) - 久留米(現在の西鉄久留米)間が開業。
  • 1932年昭和7年)12月28日 九州鉄道 久留米 - 津福間が開業。
  • 1937年(昭和12年)6月22日 九州鉄道が大川鉄道を合併。上久留米 - 津福 - 大善寺 - 榎津間を譲り受ける。
  • 1937年(昭和12年)10月1日 旧大川鉄道線の津福 - 大善寺間を1067mm軌間から1435mm軌間に改軌し電化。大善寺 - 柳河(現在の西鉄柳川)間が開業(上記以外の旧大川鉄道線のあゆみについては西鉄大川線を参照)。
  • 1938年(昭和13年)12月1日 福岡 - 津福間を軌道法から地方鉄道法準拠に変更。
  • 1938年(昭和13年)9月1日 柳河 - 中島(現在の西鉄中島)間が開業。
  • 1938年(昭和13年)10月1日 中島 - 栄町(現在の新栄町)間が開業。
  • 1939年(昭和14年)7月1日 栄町 - 大牟田間が開業。福岡 - 大牟田間の大牟田線が全通。
  • 1942年(昭和17年)9月19日 九州電気軌道が九州鉄道などを合併。
  • 1942年(昭和17年)9月22日 九州電気軌道が西日本鉄道に改称。同社の大牟田線となる。
  • 1944年(昭和19年)8月10日 柳川車庫竣功。
  • 1951年(昭和26年)11月1日 西鉄久留米 - 試験場前間複線化。
  • 1956年(昭和31年)12月1日 西鉄久留米以南の各駅に停車するローカル急行の運行を開始。準急を廃止。
  • 1959年(昭和34年)5月1日 急行を特急に格上げ(特別料金不要)。ローカル急行を急行に格上げ。特急・急行・普通の3種別となる。
  • 1960年(昭和35年)3月20日 倉永 - 西鉄銀水間複線化。
  • 1960年(昭和35年)4月28日 貨物運輸営業を休止。
  • 1961年(昭和36年)4月 西鉄銀水 - 栄町間複線化。
  • 1961年(昭和36年)6月21日 栄町 - 大牟田間複線化。
  • 1961年(昭和36年)11月1日 西鉄福岡駅高架化。
  • 1965年(昭和40年)11月20日 開 - 倉永間複線化。
  • 1966年(昭和41年)10月 輸送量増加のため西鉄柳河駅の大牟田方に検車区を新築。車庫も現在地へ移転。
  • 1967年(昭和42年)2月 大善寺 - 三潴間、大溝 - 蒲池間複線化。
  • 1968年(昭和43年)4月10日 大橋 - 春日原間でATS使用開始。
  • 1969年(昭和44年)3月1日 櫛原 - 西鉄久留米間高架化。
  • 1970年(昭和45年)4月28日 栄町駅を福岡寄りに221m移転、新栄町駅と改称。
  • 1971年(昭和46年)3月1日 桜台駅が開業。西鉄雑餉隈駅を雑餉隈駅に、西鉄柳河駅を西鉄柳川駅に改称。
  • 1972年(昭和47年)12月26日 西鉄福岡 - 大牟田間の全区間でATS完備。
  • 1974年(昭和49年)6月10日 CTC完成。
  • 1975年(昭和50年)12月20日 シルバーシート設置。
  • 1978年(昭和53年)3月3日 西鉄平尾 - 大橋間高架化。
  • 1982年(昭和57年)3月25日 筑紫車庫・検車区完成。使用開始。
  • 1987年(昭和62年)1月1日 筑紫工場操業開始に伴い、二日市工場・車庫の全面移転完了。
  • 1987年(昭和62年)3月25日 直行の運行を開始。4種別となる。
  • 1987年(昭和62年)10月1日 主要駅に自動改札機を設置。
  • 1992年平成4年)3月25日 三国が丘駅が開業。
  • 1995年(平成7年)3月25日 西鉄福岡 - 西鉄平尾間高架化。
  • 1995年(平成7年)4月25日 終日禁煙実施
  • 1997年(平成9年)1月15日 三潴 - 大溝間複線化。
  • 1997年(平成9年)9月27日 西鉄福岡駅の改良工事が完成。日中の西鉄福岡 - 西鉄小郡間で急行を増発(筑紫から各駅に停車)。
  • 2001年(平成13年)1月1日 線名を大牟田線から天神大牟田線に改称し、西鉄福岡駅を西鉄福岡(天神)駅に改称。
  • 2001年(平成13年)1月20日 快速急行の運行を開始。5種別となる。
  • 2001年(平成13年)11月10日 西鉄久留米 - 大牟田間の一部列車をワンマン運転化。
  • 2004年(平成16年)10月17日 西鉄久留米 - 津福間高架化。
  • 2008年(平成20年)5月18日 ICカードnimocaを導入

駅一覧

  • 全駅福岡県に所在。
  • 快速急行:上りのみ運転
  • 直行:下りのみ運転
  • 普通列車は全駅に停車するため省略
  • 国鉄・JRの駅との混同を避けるため駅名に「西鉄…」とつく駅が多い。ただし雑餉隈、白木原など同時に存在した時期があるにもかかわらず、つかない駅もある。
凡例
●:停車
▲:急行筑紫行のみ停車
△:急行小郡行と花畑・試験場前・津福・柳川始発の一部のみ停車
■:急行試験場前始発・津福行・大善寺行・柳川行の一部・久留米発大牟田行のみ停車
|・↑・↓:通過(矢印はその方向のみ運転)
単線/複線 … ∥:複線区間、◇:単線区間(列車交換可能)、|:単線区間(列車交換不可)、∨:ここより下は単線、∧:ここより下は複線
駅名駅間キロ営業キロ急行快速急行直行特急接続路線単線/複線所在地
西鉄福岡(天神)駅-0.0福岡市地下鉄:空港線天神駅
福岡市地下鉄:Template:Color七隈線天神南駅
福岡市中央区
薬院駅0.80.8福岡市地下鉄:Template:Color七隈線
西鉄平尾駅1.01.8 
高宮駅1.12.9 福岡市南区
大橋駅1.44.3 
井尻駅1.86.1 
雑餉隈駅1.98.0 福岡市博多区
春日原駅1.59.5 春日市
白木原駅1.310.8 大野城市
下大利駅0.811.6 
都府楼前駅2.213.8 太宰府市
西鉄二日市駅1.415.2西日本鉄道:太宰府線筑紫野市
紫駅--  2010年春開業予定
朝倉街道駅2.417.6  
桜台駅1.819.4  
筑紫駅1.420.8  
津古駅2.223.0  小郡市
三国が丘駅1.124.1  
三沢駅1.525.6  
大保駅1.427.0  
西鉄小郡駅1.728.7 甘木鉄道:甘木線小郡駅
端間駅2.030.7  
味坂駅3.033.7  
宮の陣駅2.836.5 西日本鉄道:甘木線久留米市
櫛原駅1.237.7  
西鉄久留米駅0.938.6  
花畑駅0.939.5  
試験場前駅0.640.1  
津福駅1.341.4  
安武駅1.442.8  
大善寺駅2.345.1  
三潴駅1.846.9  
犬塚駅1.148.0  
大溝駅2.650.6  三潴郡大木町
八丁牟田駅2.352.9  
蒲池駅2.655.5  柳川市
矢加部駅1.857.3  
西鉄柳川駅1.158.4  
徳益駅1.359.7  
塩塚駅1.461.1  
中島信号場-(63.1)  
西鉄中島駅2.463.5  
江の浦駅1.665.1  みやま市
開駅1.566.6  
西鉄渡瀬駅1.367.9  大牟田市
倉永駅1.769.6  
東甘木駅1.270.8  
西鉄銀水駅1.372.1  
新栄町駅1.673.7  
大牟田駅1.174.8 九州旅客鉄道:鹿児島本線

今後の課題

試験場前 - 大牟田間は一部に単線区間が残っており、ラッシュ時に充分な特急・急行の本数が確保できていない(急行は花畑以南普通がほとんど)という課題を残している。そのため、速度向上・輸送力増強の観点からも早期の福岡(天神) - 大牟田間完全複線化が望まれている。

脚注

Template:脚注ヘルプTemplate:Reflist

関連項目

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