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高井 有一(たかい ゆういち、1932年4月27日 - )は、日本の小説家。内向の世代の作家の一人。本名は田口哲郎。日本芸術院会員。
祖父は角館町出身の小説家だった田口掬汀(たぐちきくてい)。父は画家の田口省吾(しょうご)。
目次 |
来歴・人物
東京出身。早稲田大学第二文学部英文学科卒業。
共同通信社文化部記者として勤務する傍ら、1964年『犀』に「夏の日の影」を発表し、同人の立原正秋、加賀乙彦、後藤明生らの知遇を得る。75年に共同通信を退社、作家専業となる。
1977年から古井由吉、坂上弘、後藤明生とともに責任編集者として、平凡社から季刊雑誌「文体」を刊行した。
1996年日本芸術院会員、2000年より2002年まで日本文芸家協会理事長。2008年日本近代文学館理事長。
受賞歴
- 1965年に『北の河』で芥川賞受賞。
- 1976年に祖父の田口掬汀の生涯を描いた『夢の碑』で芸術選奨文部大臣賞受賞。
- 1983年に『この国の空』で谷崎潤一郎賞受賞。
- 1989年に『夜の蟻』で読売文学賞受賞。
- 1992年に立原正秋の生涯を描いた『立原正秋(せいしゅう)』で毎日芸術賞受賞。
- 1999年に『高らかな挽歌』で大佛次郎賞受賞。
- 2002年に『時の潮』で野間文芸賞受賞。
著作
- 北の河 文藝春秋 1966 のち文庫
- 一人だけの部屋 文藝春秋 1967
- 少年たちの戦場 文藝春秋 1968 のち旺文社文庫、講談社文芸文庫
- 夜明けの土地 新潮社 1968 のち集英社文庫
- 谷間の道 文藝春秋 1969
- 雪の涯の風葬 新潮社 1970
- 遠い日の海 講談社 1972 のち文庫
- 高井有一集 河出書房新社 1972 (新鋭作家叢書)
- 朝の水 筑摩書房 1973
- 虫たちの棲家 文藝春秋 1973 のち集英社文庫
- 夢の碑 新潮社 1976
- 暮れ方の森にて ロングセラーズ 1976
- 冬の明り 集英社 1977
- 観察者の力 筑摩書房 1977
- 裸木 平凡社 1979
- 青梅 集英社 1980
- 真実の学校 新潮社 1980
- 海の入り日 平凡社 1981
- この国の空 新潮社 1983
- 俄瀧 福武書店 1984
- 薔薇の寝床 中央公論社 1985
- 塵の都に 講談社 1988
- 夜の蟻 筑摩書房 1989、1993年文庫
- 愛日 講談社 1994
- 立原正秋 新潮社 1991、1994年文庫
- 昭和の歌 私の昭和 講談社 1996
- 作家の生き死 角川書店 1997
- 高らかな挽歌 新潮社 1999 のち文庫
- 半日の放浪 講談社 1999、2003年文芸文庫
- 時の潮 講談社 2002 のち講談社文芸文庫
- 夢か現か 筑摩書房 2006
関連項目
外部リンク
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